2005年 05月 06日
【スイスの消火栓番外編 -オーストリアの消火栓編-】
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いや、しつこいのは分かっておるのだが、言わせてくれ。
皆の衆、お待たせしたっ!
今週も無事に金曜を迎えてしまった。そう、金曜と言えば「スイス消火栓コレクション」のコーナーなのだ。しかも今回は番外編、昨日の旅行記で察しのつかれた方も多いと思うが、「オーストリアの消火栓」の紹介なのである。スイスの消火栓と如何に異なるのか、皆さんもじっくりと鑑賞していただきたい。
・・・が、例によって今回もチト自信がない。それほど奇抜な消火栓は発見できなかったのだ。このコーナー御愛読の方々には、「あれっ?これどこかで見たことあるような・・・」と思わせてしまう消火栓もいるかも知れない。だが、世界の消火栓の実態を伝えるのは筆者の義務なのだ(いつのまにか話がでかくなってるが)。そこは何とか目を瞑っていただきたい。
この記事を読んでがっかりされた方、是非このコーナーの過去記事一覧で消火栓への愛情を確かめていただきたい。
・・・とまぁ、今週もここまで言い訳しておけば大丈夫であろう。ではこれより、オーストリアの消火栓の紹介だ。なお、これらは全て昨日紹介したヘクストの街で発見したものである。
まず1体目はこちら!
・・・赤い新型ボディ(しかも胸板マッチョ系)が眩しい彼であるが、「あれれ?これ今までに出てこなかったっけ??」と思われた諸君、貴殿らはお目が高い。実はこれ、ドイツで発見した消火栓と全く同じなのである。嘘だと思われた諸君、この過去記事をよく見てみなさい。ほれ、全く同じであろう?地面への埋まり具合が微妙に違うので別タイプかとも思ったが、見れば見るほど同じである。よく見れば、製造会社も全く同じではないか。
うーむ、ドイツと同じでは面白うないのぉ、と思い始めた筆者の眼に飛び込んできたのが、1体目とは似て非なるこちらだ。
・・・1体目と同じく赤い胸板が魅力の彼だが、1体目と較べるとそこはかとなくお茶目ではないか。1体目は逆三角形の逞しい胸板を誇示していたが、こちらの彼は胸板が下膨れなのだ。しかも前部にも立派な採水弁が付属している。
1体目と並べると胸板の形状が違うだけのようにも見えるが、例えばこの赤い部分を「顔」と見立てればどうであろうか?そう、前の散水弁の部分を鼻とみるのである。そう見ると、あら不思議、この消火栓、まるで
「モアイ像」
に見えてしまうのは筆者だけか?このタイプを「モアイ君」と名付けたいのは筆者だけなのか??オーストリアの諸君、だれかこのタイプの消火栓に「モアイ像アート」を施してくれ。もちろん筆者は絶対に収集に駆けつけるぞ。
以上の2つ、割と新型である。もっと旧型はないのかと思って見つけたのがこちら。
・・・これもドイツで見つけた「旧式スリム型」に似てはいるが(忘れた方はこの過去記事参照)、前部の採水弁の位置が水分違う。ドイツ消火栓の前部採水弁は下半身の非常に妖しい位置についていたが、これはかなり上である。スイスのものよりも更に上だ。よく見ると、採水弁の位置関係は上の「モアイ君」とほぼ同じである。おそらくはこの旧型が発展したのが「モアイ君」なのであろう。
次に筆者はアートが施されているものを探したが、残念ながらこの街には殆どなかった。唯一それらしいのを見つけたのがこちら。
・・・実はこれ、ハイキングコースから私有農地を隔てたところにあったので、望遠で撮ってもこれが限界だったのだ。筆者も近くに寄ってみたかったのだが、農地を迂回するにはどうすればいいのか分からぬほど道がなかったのである。今回はこれで許して欲しい。遠くからでも見ればお分かりかと思うが、これはどうやら上の旧型を鮮やかな水色に塗ったものらしい。
オーストリアの消火栓の形状も街の人々の芸術心を喚起しないのであろうか。アートタイプは殆どなかった。ただ筆者の経験によれば、アートタイプは比較的高級住宅街に多い。街の性格が反映されるものなのである。またオーストリアの別の街に行くことがあれば是非チェックしてみたい。特に「モアイ君」を。
・・・今回は如何であっただろうか?物足りなかった諸君に朗報だ。来週からはスイスのあの可愛らしいロボット型消火栓に戻るぞ。様々なアート作品に加え、筆者の消火栓鑑賞は新たなステージに突入したのだ。来週からの金曜日もこのコーナーから目を離すな!
消火栓ファン及び筆者ファンの拡大を願ってやまない独善的な筆者に愛あるメッセージをお待ちしている。コメントはもちろん、メールも大歓迎だ。昨日から言っているが、本気だぞ。
皆の衆、お待たせしたっ!
今週も無事に金曜を迎えてしまった。そう、金曜と言えば「スイス消火栓コレクション」のコーナーなのだ。しかも今回は番外編、昨日の旅行記で察しのつかれた方も多いと思うが、「オーストリアの消火栓」の紹介なのである。スイスの消火栓と如何に異なるのか、皆さんもじっくりと鑑賞していただきたい。
・・・が、例によって今回もチト自信がない。それほど奇抜な消火栓は発見できなかったのだ。このコーナー御愛読の方々には、「あれっ?これどこかで見たことあるような・・・」と思わせてしまう消火栓もいるかも知れない。だが、世界の消火栓の実態を伝えるのは筆者の義務なのだ(いつのまにか話がでかくなってるが)。そこは何とか目を瞑っていただきたい。
この記事を読んでがっかりされた方、是非このコーナーの過去記事一覧で消火栓への愛情を確かめていただきたい。
・・・とまぁ、今週もここまで言い訳しておけば大丈夫であろう。ではこれより、オーストリアの消火栓の紹介だ。なお、これらは全て昨日紹介したヘクストの街で発見したものである。
まず1体目はこちら!
うーむ、ドイツと同じでは面白うないのぉ、と思い始めた筆者の眼に飛び込んできたのが、1体目とは似て非なるこちらだ。
1体目と並べると胸板の形状が違うだけのようにも見えるが、例えばこの赤い部分を「顔」と見立てればどうであろうか?そう、前の散水弁の部分を鼻とみるのである。そう見ると、あら不思議、この消火栓、まるで
「モアイ像」
に見えてしまうのは筆者だけか?このタイプを「モアイ君」と名付けたいのは筆者だけなのか??オーストリアの諸君、だれかこのタイプの消火栓に「モアイ像アート」を施してくれ。もちろん筆者は絶対に収集に駆けつけるぞ。
以上の2つ、割と新型である。もっと旧型はないのかと思って見つけたのがこちら。
次に筆者はアートが施されているものを探したが、残念ながらこの街には殆どなかった。唯一それらしいのを見つけたのがこちら。
オーストリアの消火栓の形状も街の人々の芸術心を喚起しないのであろうか。アートタイプは殆どなかった。ただ筆者の経験によれば、アートタイプは比較的高級住宅街に多い。街の性格が反映されるものなのである。またオーストリアの別の街に行くことがあれば是非チェックしてみたい。特に「モアイ君」を。
・・・今回は如何であっただろうか?物足りなかった諸君に朗報だ。来週からはスイスのあの可愛らしいロボット型消火栓に戻るぞ。様々なアート作品に加え、筆者の消火栓鑑賞は新たなステージに突入したのだ。来週からの金曜日もこのコーナーから目を離すな!
消火栓ファン及び筆者ファンの拡大を願ってやまない独善的な筆者に愛あるメッセージをお待ちしている。コメントはもちろん、メールも大歓迎だ。昨日から言っているが、本気だぞ。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2005-05-06 06:39
| スイス消火栓コレクション