【スイスの消火栓 -街のカラー編-】
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そう、本日は金曜日、皆さんが待ちに待った?「スイス消火栓コレクション」のコーナーなのだ。全世界にじわじわと広がりつつある消火栓ファンの諸君、心ゆくまで楽しんで欲しい。
・・・と派手にぶちかましてみたものの、実を言うと今回のコーナーにはやや自信がない。というのも、今回は視覚に訴える派手なペイント物や、奇妙な形態物の紹介ではないからである。何を隠そう、本日は「街のカラー編」と題して、街ごとに異なる頭部や蓋の色を楽しんでもらいたいだけなのだ。ある意味基本に忠実ではあるが、鑑賞には上級者の視点が必要とされるかもしれない。一般受けしないことだけは間違いないが、そこは数で勝負だ。この記事で満足されなかった諸君、こちらの過去記事一覧でどうか昔の作品を懐かしんでいただきたい。
・・・と、これだけ言い訳しておけば大丈夫であろう。ではスタートだ。
まずはチューリッヒの基本的な消火栓からご覧いただきたい。
例えばこれはヴィルの消火栓であるが・・・
そしてこれもヴィルの消火栓。スリム型だ。
ところがこれが統一されていないところが味わい深い。これも同じヴィルにあった消火栓だが・・・
単色だけかというとそうではない。例えばこれはオーストリア国境越えハイキングのスイス側で見つけた消火栓。
カラーリングがもっと部分的なものもある。これはシュテファで見かけた消火栓。
最初と同じチューリッヒでも、何故か筆者の職場内にある消火栓は・・・
こいつには何故かメタルやロック、テクノを連想させる落書きまである。最初の文字はアルファベットのオーなのかゼロなのか分からぬし、真ん中の文字もアルファベットのエックスなのかペケ・バツなのかも分からぬ。「ゼロかけるエー」なら答はゼロだ!・・・などとつまらぬことを考える前にネットで調べてみたのだが・・・
怖ろしく簡単に分かってしまった。
この落書き、実はこういう意味だったのである。こちらをクリックしてみなされ。
・・・そう、これはどうもチューリッヒのクラブの名前というかロゴだったのだ。思いがけずも、筆者の最初の予想は間違ってはいなかったのだ。そう、彼はクラブで踊り狂うダンサーだったのだ!
・・・今回はきっとつまらなかったであろう。許されよ。来週からは頑張る。まだまだとっておきの?ネタはあるのだ。来週以降のこのコーナーにも期待してくれ!
実はクラブなどに行ったことがない筆者を踊らせる、いや、躍らせるようなコメント・メールをお待ちしている。