【スパイクがスリップをストップ】
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1月2日の日曜日、筆者は今年の初ショッピングを敢行した。さて、何を買ったと思われるか?
エロ本か??と思われた読者諸君、違うぞ。こちらには筆者を満足させるエロ本もビデオもDVDも売ってはいない。
実は筆者が買ってしまったのはこれなのだ!
筆者が雪道歩行に弱いことは以前に激白した。昨年も何回か尻餅をついてしまった。その際、多くの?読者が、雪道専用の長靴を買ったほうがいい、と助言してくれた。これを受けて筆者はチューリッヒ中央駅のショッピングモールにある靴屋に潜入したのだが、そこでこの便利グッズを発見してしまったのだ。
これは靴に装着するチェーンのようなもので、スパイクがたくさん付いている。大きさも各種揃っていたが、こちらでは靴のサイズは全部インチ表示なので、「26cmは何インチに相当するのだ?」と店員さんに根掘り葉掘り聞いて買ったのだ。26cmならだいたい40インチらしい。ちなみにお値段はお手頃価格の29スイスフラン(約2700円)である。
装着方法は裏面に記載されていた。
・・・と意気込んではみたものの、これを買ってからさっぱり雪が降らない。今朝、やっと降ったで!と思ったら雨だった。雪よ降れ!筆者はもう怖くはないぞ!2mくらい積もる勢いで降ってみなさい。「ゆ~きや こん♪こん♪ あられや こん♪こん♪」と心の中で歌いながら雪乞いをする毎日であるが、やっぱり降らない。犬のように駈けずり回ってやりたいのになんとも残念である。これでは筆者の買った「スリップストップスパイク」の威力が試せないではないか。いまだに封すら開けていないのだぞ。
お決まりのごとく話は暴走するが、「スリップストップスパイクス」というのは売れないマイナーロックバンドみたいな名前である。そこでだ。皆の衆、この名前でバンドを組んでみないか?もちろんビジュアル系の筆者はボーカルだ。文句があるか。ピアノを半年でやめてしまった筆者にできる楽器は縦笛とカスタネットくらいでしかないのだ。筆者がボーカルを務めるからには、もちろんこれはコミックロックバンドである。「スリップストップスパイクス featuring 殿」のメンバーを大募集中だ!
今年もアホな妄想がとまらない筆者に愛あるコメント・メールをお待ちしている。