スイスマイナー旅行記 -エゲリ湖編-
|
今回もかなりマイナーなスポットである。紹介するのはチューリッヒの南、ツークの東側にあるエゲリ湖(Aegerisee)である。チューリッヒからは電車でツークヘ、ツークからはバスで、合計1時間ほどの距離にある。
以前に紹介したハイキング3種の神器を携えて、筆者は出発点であるウンターエゲリ(Unteraegeri)に降り立った。ここからオーバーエゲリ(Oberaegeri)まで1時間ほどのハイキングを楽しむのである。コースは街から急に山の中腹へと移った。
山をある程度登ると、眼下には出発点であるウンターエゲリがこのように綺麗に望める。
さて、順調にコースを消化した筆者は、ちょうど中間地点で小さな牧場に遭遇した。遭難しそうになったハイキングの記事やら、あまり牛とは関係のない記事で度々牛の画像を紹介してきた筆者だが、スイスには牧場が多いのである。スイスで最も都会と思われるチューリッヒでさえ、少し郊外に足を伸ばせば牧場だらけだし、ハイキングコースが牧場の中を突っ切ることもしばしばなのである。
ここの牧場では充分に癒してもらった。この牧場、何故か大人の牛はいなかった。代わりにいたのはこのような仔牛さんや、
・・・その一方で、仔馬だか騾馬だかわからない動物たちは人生に疲れていた。
残り半分をエッサホイサと歩いた結果、ついに筆者はゴールであるオーバーエゲリを目前にしたのだ。オーバーエゲリの街とエゲリ湖の風景はこちらである。
さて、古い読者なら筆者の旅行記がここで終わるとは思ってもいないであろう。そう、筆者なら最後にはつまらない画像を示して、「ここが今回のお勧めスポットだ!」と宣言するはずだからである。勿論、今回も読者の期待は裏切らない。今回筆者が最も目を奪われたスポットは実はこちらである。
誤解のないように付け加えておくが、筆者はこの置物に性本能を刺激されたわけではない。ただ筆者のひねくれたネタアンテナが強く反応したに過ぎない。
このようにくだらぬ旅行記を書き殴っている筆者に温かいコメント・メールをお待ちしている。