2004年 11月 26日
スイスの消火栓 -基礎編-
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注目の新コーナーの幕開けである。どれだけ読者の共感を呼べるか全く不明なマニアックなコーナーだが、とにもかくにもスタートだ。
実はスイスの街中で筆者を魅了してやまない物がある。ハイキングなどに出かけても、チューリッヒで買い物に出かけても、必ずと言っていいほどチェックしてしまう物なのだ。そして素晴らしい作品を見るや否や、周囲の不審の目にも負けずに写真を撮ってしまうほどに惚れ込んでいる物である。
・・・前置きが長くなりすぎた。それはこれだ。
・・・これはスイスの消火栓、水道栓のような物である。あえてお題をつけるとすれば、これは「ノーマル型」である。ちなみに撮影場所はチューリッヒ市内の某所だ。「なんじゃこりゃ?これのどこがいいのだ?」と心の中で呟かれた諸君、もっとじっくり鑑賞しなさい。まずはこの造形だ。水を供給するパイプが左右にかわいく鎮座している。胴体部分もそこはかとなく可愛いラインである。じっくり鑑賞すると、何か愛らしいロボットのように見えないか?水を供給する左右のパイプが可愛い両腕に見えるではないか。この奥床しい可愛さには「スターウォーズ」のR2D2も真っ青の筈である。
・・・ちなみにこれはオーバーエゲリ(Oberaegeri)という街で見かけた「稼動型」である。実際に彼が仕事をするとこうなるのだ。左手から水がホースに供給され、おまけに頭部は開放されている。中を覗けば脳か電子チップくらいはありそうなくらい荘厳な雰囲気ではないか。
この消火栓の造形の素晴らしさに魅入られたのは断じて筆者だけではない。スイス国民もこの造形に芸術心が惹起されているのである。実は筆者がこの消火栓に魅入られたきっかけはある消火栓を発見してからである。これを見ていただければこの素晴らしさが少しは分かっていただけるであろう。その消火栓はこれだ!
・・・どうだ?見事なアートではないか。敢えて名付けるとすれば「おっさん型」か。白黒の縞模様の衣装からすると、「囚人型」と言ってもいいかもしれない。これはスイスアルプスの麓の街ミューレン(Muehlen)で発見したものだ。これを発見して以来、至る所で消火栓が気になって仕方がなくなったのだ。
このような消火栓アートはまだまだあった。街によっては殆どの消火栓にこのようなアートが施されている街もあるのだ。最近目の肥えてきた筆者は、アートが施されていない消火栓にさえ、微妙な造形の妙を感じるほどなのだ。そのような上級者向けの作品はひとまず置いておいて、まずはアート型をこれからも紹介していこう。これは金曜の新たな名物コーナーにする予定だ。
かなりマニアックなコーナーであるがゆえ、読者の方々の御意見も是非伺いたい。どんな感想でも結構だ。ただし、である。いくら批判的なコメントが寄せられようとも、筆者はこのコーナーをやめないであろう。筆者はこの消火栓を愛してしまったのだ。誰も筆者の暴走は止められない。
実はスイスの街中で筆者を魅了してやまない物がある。ハイキングなどに出かけても、チューリッヒで買い物に出かけても、必ずと言っていいほどチェックしてしまう物なのだ。そして素晴らしい作品を見るや否や、周囲の不審の目にも負けずに写真を撮ってしまうほどに惚れ込んでいる物である。
・・・前置きが長くなりすぎた。それはこれだ。
この消火栓の造形の素晴らしさに魅入られたのは断じて筆者だけではない。スイス国民もこの造形に芸術心が惹起されているのである。実は筆者がこの消火栓に魅入られたきっかけはある消火栓を発見してからである。これを見ていただければこの素晴らしさが少しは分かっていただけるであろう。その消火栓はこれだ!
このような消火栓アートはまだまだあった。街によっては殆どの消火栓にこのようなアートが施されている街もあるのだ。最近目の肥えてきた筆者は、アートが施されていない消火栓にさえ、微妙な造形の妙を感じるほどなのだ。そのような上級者向けの作品はひとまず置いておいて、まずはアート型をこれからも紹介していこう。これは金曜の新たな名物コーナーにする予定だ。
かなりマニアックなコーナーであるがゆえ、読者の方々の御意見も是非伺いたい。どんな感想でも結構だ。ただし、である。いくら批判的なコメントが寄せられようとも、筆者はこのコーナーをやめないであろう。筆者はこの消火栓を愛してしまったのだ。誰も筆者の暴走は止められない。
by スイスの殿 |
by inspectormorse
| 2004-11-26 06:00
| スイス消火栓コレクション