チューリッヒ天気予報&観光ガイド?
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まずは下の画像をご覧いただきたい。これは昨日のフリーペーパー「20 minuten」による本日から4日間の天気予報である。
ところが、である。左上のコラムに注目願いたい。これは本日のスイス北部の気温予想であるが、左の青い数字の方が大きいのである。なんなら下にアップの画像をお見せしよう。
よく考えてみるに、右の赤い数字は日中(午後)の気温を表しているようだ。左の青い数字はどうやら朝(午前)か夜の気温らしい。
どっちにしても、朝夕の方が日中よりも気温が高いのだ。かなり変な気候ではある。
おまけにこのやる気のない予報を見よ。このマークでは、今日が晴れなのか曇りなのか雨なのか雪なのかさっぱりわからないではないか。
まあこれはスイスではよくあることである。スイスは基本的に山国だ。天候が変わりやすいのである。先の長期予報にしても、4日後の予報は殆ど当てにならないと言ってよい。
というわけで、今日の「20 minuten」では今日の天気の予報が変わっているかとチェックしてみた。それが下の画像である。
実はこちらでは雨が降っても傘もささない人が結構いたりする。傘も大きな傘を持っている人は少なく、殆どの方は折り畳み傘である。初めは不思議だったが、住んでいるうちに納得できた。
先に書いたように、こちらでは天気が変わりやすい。雨も降ったりやんだりなのだ。1日中降っているという日はかなり少ない。おまけにこちらの気候は乾燥している。濡れたってすぐに乾いてしまうのである。かく言う筆者も折り畳み傘しか持っていない。
スイスに来られる際には大きな傘は不要だ。濡れたってすぐ乾くから、雨に濡られてみるのも一興である。
・・・と本来ならここでおしまいなのであるが、今回は緊急企画だ。コメントでの御依頼に応えて、怖ろしく簡素で役に立たないチューリッヒ観光情報をお届けしよう。
この週末の天気は上記の通りだ。防寒はしっかりとしたほうがよい。チューリッヒ自体はさほどの観光地ではない。見るとしてもチューリッヒ中央駅からチューリッヒ湖までのリマト河を挟んだエリアであろう。半日もあれば観光できる。
まずは中央駅のインフォメーションセンターで「CITY GUIDE ZUERICH」なる小冊子を手に入れることをお勧めする。ドイツ語と英語の併記、しかも地図も路線図も載っているので、何とか役に立つはずだ。
大きな見所はフラウミュンスターとグロスミュンスターの両教会であろう。フラウミュンスターのシャガールの手によるステンドグラスは必見だ。しかしこのフラウミュンスター、確か現在は改装工事中である。中に入れるのか否かは不明だ。よって心の優しい筆者はここに画像を用意した。
これでもまだ1日以上の余裕があるのであれば、チューリッヒの西側の小山Uetelibergにでも登るか(中央駅からSバーンという近郊路線で山頂まで行ける)、ちょっと足を伸ばして北部のSchaffhausenまで行って、勇壮なラインの滝や円形城ムノートを観光するのも一興だ。
チューリッヒの上記の市街エリアでは、以下のカフェなどお勧めする。
「SPRUENGLI」 Bahnhofstrasse 21・・・チョコレート専門店(1F)の手によるカフェ(2F)
「SCHOBER」 Napfgasse 4・・・旧市街中ほどのちょっと奥まったところにあるカフェ
これらのカフェは割高ではあるが、ホットココア(heisse Schokolade)などは結構いける。
レストランについてはあまり詳しくないが、筆者が来客をもてなすのに使っているスイス料理レストランはこれだ。
「SWISS CHUCHI」 Rosengasse 21・・・旧市街中ほどのHOTEL ADLERのレストラン
ここではフォンデュなどスイス料理全般がいただけるが、チューリッヒでならゲシュネッツェルテスを是非試していただきたい。
・・・す、すまん。筆者の力量ではここまでだ。時期的にもギリギリだとは思うが、少しでも役立ってくれれば嬉しい。
このような親切極まる筆者に愛あるコメント・メールをお待ちしている。